Report

“Wenn ich wüsste, dass die Welt morgen unterginge, würde ich heute noch ein Apelbäumchen pflanzen” 

Even if I knew that the world would go to piece tomorrow, I would still plant an apple tree today”

「たとえ明日世界が滅亡しようとも、今日私はリンゴの苗木を植える」 ‘attributed to Martin Luther’

16世紀ドイツの宗教改革の中心人物となったマルチン・ルターのことばと伝えられています(出所については諸説あり)。

ドイツで2017年に「マルチンルターにゆかりのあるリンゴの苗木を植えよう」という呼びかけをした BiesenthalにあるBarnimer Baumschulen(植栽研修所)の管理責任者Andreas Pachali氏に、言葉の由来を確認したところ、『マルチンルターのことばだという確証はないが、私達は‘attributed to Martin Luther’と表記をしています』との返信がありました(2020年10月14日)。

異常気象や天変地異、ロシアのウクライナ侵攻、イスラエルとパレスチナの紛争等、命を脅かされる事態が地球規模で起こり、私達は、自分の身にもいつ災難が及ぶか不安を抱えています。こうした中で、「不安はあるが、今自分にできることを精一杯やっていこう」という決意が感じられるこの言葉に勇気をもらいます。そして何より、りんご自体にそうした力が秘められているように思え、Appledomというドメインにその思いを込めました。