結パークフォーレストでは、間伐材を有効に活用する方策を研究してきました。このたび伐採業者ー搬出・輸送業社ー製材所ープレカット・加工メーカーー建設会社との連携・協力を得て、当地で切り出した木材を使ったガーデンハウスの建設が実現しました。
2m長の杉の間伐材を「フィンガージョイント」という工法で継いで長さと強度を補正して建材として使用(真ん中の写真は気仙プレカットで撮影)。
20平方メートルの小さなガーデンハウスですが、杉と敷地内に植えられていた樹齢100年以上のドイツトウヒ(欧州トウヒとも言われる松に似た材で、バイオリンやチェロの響板に使われる)の香りに包まれた空間はとても快適です。
セミナールームとして、休憩場所として皆さんに活用されています。コーヒーを飲みながら、窓の外に拡がる成島の棚田の景色をながめるひと時は格別です。12月2日から薪ストーブが設置され、火入れがなされました。間伐材の薪が元気に燃え盛り、心も温まります。



